どうも、突然農家を始める一口馬主のクロフネです。
先週は3連休でした。
中央競馬も三日間開催。
地方では盛岡で南部杯。
フランスでは凱旋門賞と競馬界が大いに盛り上がった日でしたね。
そんな3連休だったのですが、私は農家に転身していました(お手伝い)。
秋、それは稲刈りの季節。

競馬に触れる時間がないまま、アグレアーブルの出走となってしまいました。
出走前にも書きたかったのですが・・・
今回は出走結果のみとなります。
アグレアーブルファンの皆様、よろしくおねがいします。
アグレアーブルの出走
調教過程とパドックの状態
元々、10/8(月)の東京9Rの山中湖特別(芝1800m)を予定したアグレアーブルですが、今回の出走は相当厳しいだろうなという印象しかありませんでした。
第一に、トレセンでの追い切りの本数が少ない。
第二に、追い切り本数が少ない上に時計を出さない。
こんな緩い調整では勝てる気も起きませんでしたね。
それこそ、先行する競馬ができれば、結果は違ったかもしれませんが・・・
とにかく、調教を満足に積めず出走することになったアグレアーブル。
今回は記念出走、無事に回ってくることをいつも以上に祈るばかりでした。
続いてはパドックの評価にいきましょう。
いつも以上にチャカチャカした歩き方で周回するアグレアーブル。ちゃんと歩けていませんでした。
もう少し、キビキビとリズムよく歩けると良いのですが、この馬の癖なのでしょう。
やはり馬体はやや立派でしたね。
追い切り本数と時計が満足いくものではない中での出走でしたから致し方ありません。
それでも全体のシルエットは美しいのですから、良い馬であることには間違いありません。
レース回顧
シルク馬のイストワールファムが人気を集めた東京9R。
出走馬10頭、7枠7番とまずまずの馬番だったアグレアーブル。
スタートさえ良ければ、先行してもらいたいとレース前は思っていました。
そしてスタートがとても良かったですね。
元々スタートが悪い方でもない馬ですが、十分にポジションを取りに行けそうな出方でした。
ただ残念ながらと言いますか・・・出ていかないんですよね。
うーん、なぜなんでしょう。
いつの間にか、スタートで後方にいた同馬主のイストワールファムにも追い越されている形に。
4角の位置取りが後方2番手で、もう見慣れた光景でした。
直線向いたときは、差し切りは厳しいだろうと思えるほど差がありました。
3F33.0秒の上がりを使って、伸びてるんですけどね。
展開が向かなすぎたのと、消極的な騎乗が悔やまれる結果となりました。
レース後のコメントと感想
鞍上の吉田隼人騎手のコメントです。
以前も似たようなコメント見たな?
そんな印象を持ちました。
テン乗りだったはずなのにおかしいですね。
コメントを要約してみました。
- 外枠の馬が行くと思ったが、行かずに流れが落ち着いた。
- 直線を考えて控える競馬を取った
- 最後は足が上がってしまった。
このコメントを見て、呆れたの感想しかありませんでした。
外枠の馬が行くと思ったが・・・という展開任せの競馬をしてしまったあたり、この馬のレースを見ていないんだなって思います。
スタートは良かったのですから、位置を取りに行く競馬もできたはずです。
函館で勝利したときはルメール騎手が1枠からポジションを取りにいってましたよ?
そして、直線を考えて控える競馬を取ったならあのコース取りは思考停止すぎます。
大外に出して、あの展開、あのコース取りで直線で届くと思っているんですか?
最後は足が上がったというコメントも、3Fの上がりタイム2位で何を言ってるのと笑えるレベルです。
鞍上が吉田隼人騎手と決まったとき、おそらく工夫なく、道中は下げて直線外を回すんだろうなと思っていたら、予想通りでした。
もう乗ることはないでしょう。
いや、乗らないでください。
アグレアーブルに関しては、もっと積極的に先行しても良いと思っています。
切れるけど、スムーズにいかないと切れませんから。
エンジンが全開になるまでも遅く、この馬のエンジンが全開になったときにはゴールというレースが多すぎるんです。
それを解消するにはある程度良い位置で競馬をするしかない。
エンジンを吹かし気味で直線を迎えるくらいがちょうど良いタイプだと思うんです。
それを一発でしてくれたルメール騎手。
そりゃ外人乗せるよって思います。
次走はとりあえず未定ですが、アグレアーブルの引退は来年の3月と決まっております。アグレアーブルはあと何回走れるのでしょうか。
このクラスを突破できる能力がありそうなだけにもどかしいです。
今回も目一杯走ってくれた愛馬に大いなる感謝です。
次はちゃんと乗ってくれる鞍上で出走してほしいですね。