どうも〜、クロフネです。
桜花賞、オークスを制して3冠に王手をかけたアーモンドアイ。
2018年10月14日(日)の秋華賞を勝利し、見事5頭目の三冠牝馬が誕生しました。
関係者の皆様、出資者の皆様、おめでとうございます。
レースは本当に強かったですね。
いつもなら勝っても不思議ではなかったミッキーチャームを直線を向いてから追い出して捉える競馬。
間違いなく名馬です。
三冠を達成したアーモンドアイを筆頭にシルクホースクラブの活躍は非常に目覚ましいものをあります。
G1では結果が出ないシルク…というのは過去のものになったのかもしれません。
今回はそんな牝馬3冠を達成したアーモンドアイの募集時を振り返っていきます。
理由はこういう馬が活躍するんだぞという振り返りが必要だと思ったからです。
アーモンドアイの申し込み口数
募集時はどれほどの口数が申し込まれていたのでしょうか。
結果は・・・671/500
割と現実的な申し込み口数でした。
この年1番人気のピラミマの2765口。
改めて見ると頭おかしい…
「まぁ無理だな…」と思いながらも申し込んだ方も多くいらっしゃたと思いますが・・・
実際に自分もそうでしたからね!!
アーモンドアイに話を戻しましょう。
この口数なら実績がなくてもラッキーな人はいける口数だったわけです。
何頭か人気馬にいった人で当選したって人も多くいそうですね。
必要なボーダーはいくらだったか。
シルクに存在する実績制度。
アーモンドアイに出資するためのボーダーはいくらだったのでしょうか。
必要な実績は660,000円。
シルクの実績は三年の実績です。
一口ガチ勢で、他にも分散して出資しているクラブがある方ならトータル出資額を合わせたらいけそうな気もしますね。
「あれ?チャンスがあったんじゃないか?」
と思える気がします。
しかも一口60,000円と割と何とかなるレベルの金額。
さらにいけそうな感じがしますね。
実際の当時の評価はどうだったか
ただ、この金額になったのも割と頷けるかなっていうのが何点か。
まずは牝馬だということ。
牝馬で60,000円という価格設定は「ちょっとな…」って思う絶妙なラインだったような気がします。
あとはロードカナロア産駒のポテンシャル。
これをプラスに捉えた人もいれば、まだ初年度だし様子見しようと思った人もいるはず。
今でこそ凄まじい成績を残しておりますが、初年度に飛び込む勇気がなかった+他にロードカナロア産駒でよく見せていた馬がいたという考えもできます。
最後に母フサイチパンドラの繁殖成績が乏しかった 。
1頭目2頭目はシンボリクリスエスを付けていたわけですが、アーモンドアイが産まれるまでの成績が良いとは言えない。特に募集価格に対する活躍度が低かったですね。
「60,000円の牝馬かぁ~。やめようかな」
って人が多数いそうです。
ちなみに自分もその一人でした。ロードカナロア産駒は走ると思いながらもいろいろと総合的に考えた結果、自分はリスキーだなと思って評価を下げました。
まとめ
以上を踏まえて書きます。
リスクを背負わなければこのような名馬に出資できない。
そう思って出資しなければなりませんね。
そこが非常に難しいところです。
高いから強い、高いから走るというわけではもちろんありませんから…
セレクトセールなどを見ると、よくわかりますよね。
今のアーモンドアイの活躍をみると、あの募集価格だといける価格だなと思えますが、当時は絶対にいくという強い気概を持つことはできませんでした。
「あそこまで走るとは思わなかった」
牧場に見学に行かれた方の話を聞くと、スタッフ一同がそうおっしゃるくらいですから。
まあ評価できなくても仕方がなかったのかなと前向きに捉えています。
個人的なことですが、現3歳世代は未勝利勝ちが1頭(ベルフロレゾン)、未勝利引退が1頭(シルフィウム)とクラブの活躍と反比例するかのような成績です。
価格を考えると、頑張ってる方かなとは思いますが、成績的には思わしくないのは確かです。
アーモンドアイが誕生したこともあって今年の1歳馬募集の申込人気も過熱しておりました。
結果的に凄まじい活躍を見せているアーモンドアイのような馬を671/500という申込口数でいけることは今後は厳しいと思います。
そういう馬を持ちたいなら・・・リスクを取るしかありません。
来年の1歳馬募集の新種牡馬には人気どころではモーリス、ドゥラメンテなどの名馬が出てきます。
その他はミッキーアイル、エピファネイアの弟のリオンディーズ。
もしかしたら、このような新種牡馬産駒にお宝が眠っている・・・というような見解を持たなければならないのかもしれません。
現段階ではモーリス、ドゥラメンテ産駒は非常に気になる存在ですし、その仔を持ちたいです。
多数口クラブでも三冠を達成できるという夢を与えてくれたアーモンドアイには感謝ですね。
関係者の皆様、一口持ちの皆様、本当におめでとうございます。